Grandma’s column : Beside you No.12

こんにちは♪ インストラクターの「おけいさん」こと土橋桂子です。

味方塾コラム
 

70歳を越えたおけいさんが皆さんにお届けするコラムです。
その名も『Grandma’s column:Beside you♪』(ばあばのコラム:あなたの味方)
どうしてタイトルが英語かというと、おけいさんは緑色のフクロウさんと一緒に英語の勉強をしているからです。まぁボケ防止ですけどね(^^♪
月に二回のペースでお届けしますので、お読み頂けると嬉しいです

言葉にしなければ伝わらない&言葉にする機会を奪わない

今回も、夫と二人暮らしをしている我が家の会話から。
先日、息子家族が遊びにきました。にぎやかな昼食のひととき。
ばあばの私は、子どもが喜びそうな具材を入れた炊き込みご飯を用意しました。

「ご飯はたくさん炊いたから、おかわりしてね~♪」
そう声をかけると、孫Aがすぐにこう言いました。

「ご飯おいしいから、おかわりする!」

嬉しい一言に私の顔もほころびます。
すると、続いて孫Bがきっぱりとこう言ったのです。

「ぼくはご飯好きじゃないから、おかわりしないよ!」

ほんの一瞬、その場が固まったような…(笑)
私は味方コーチングを学んでいますから、すぐに孫Bにこう言いました。

「いいね~、ハッキリ言ってくれると良く分かる。そういうことは言葉で言ってくれないと、
分からないからね。ちゃんと言ってくれてありがとう♪」

空気を読まない、と言えばそれまでですが、この率直さがなんとも嬉しかったのです。

いるいらない

「言わなくても分かる」は本当ですか?

ここで私が感じたのは、とてもシンプルなこと。
人は、言葉にしなければ分かり合えない、ということです。

「これくらい分かってくれるはず」
「言わなくても察してほしい」

私たちはついつい、そんな期待を持ってしまうことがあります。
しかし残念ながら、人はテレパシーを使うことはできません。

『漫画の吹き出しのように、相手の考えが見えたらいいのに!』
こう思ったことはありませんか?

今回の孫Bのように、「好きじゃない、おかわりしない」とはっきり言ってくれることで、次は別のものを用意しようと考えることができます。言葉で伝えることはとてもありがたいのです。

「分かりません」が言えない新人

こんな場面を想像してください。
新人社員が、説明を受けています。

先輩は最後にこう聞きました。
「ここまでで大丈夫?」

新人は小さくうなずいたものの、実際は半分ほどしか理解できていません。
でも「分かりません」と口にしなかったのです。

「ここで聞き返したら迷惑かな」
「何度も聞くと不機嫌にならないかな・・・」

迷惑かな

そんな不安を感じていたからです。
結果、自己流で進めてトラブルが発生。

何が言いたいかというと、やはり言葉で伝えることが重要なのです。
「すみません、もう一度教えてください」
この一言が、トラブルを防ぐことに繋がる可能性はとても大きいのです。

もう一度教えて

言葉にする「許可」を出していますか

もう一つ大切なのは、「言葉にする機会」を奪っていませんかということ。

「いいからやって」
「それは違う」
「前にも言ったよね」

こんな言葉が続く職場だと、人はだんだん口を閉ざすようになります。
どうせ言っても無駄だ、と思ってしまうからです。

反対に、こんな一言があるだけで空気は変わります。

「どう思う?」
「遠慮なく言っていいよ♪」
「違う意見も聞きたいな♪」

すると、人は安心して言葉にすることができるようになります。
良いコミュニケーションのためには、「話せる場をつくること」も大切です。

率直な言葉は関係をあたためる

孫Bの「好きじゃない、おかわりしない」という言葉。
私にとってネガティブな言葉ではありません。
むしろ、正直に伝えてくれたことで、こちらも自然に対応できました。
無理に合わせる関係より、ずっと心地よいものです。

大人になると、どうしても遠慮や気遣いの場面が増えます。
それ自体は大切なことですが、行き過ぎると「何も言えない関係」になってしまいます。

だからこそ、ご自分に問いかけてみてください。
『相手が言葉にできる余白を用意しているだろうか?』
さらに、あなた自身も言葉にして伝えているでしょうか。

言葉にしなければ、伝わりません。
言葉にする機会がなければ、さらに伝わりにくくなります。
さて、あなたは、今日どんな言葉を口にしますか?

今日もお読みいただきありがとうございました。