『味方の視点』3原則
私たちが提唱している『味方の視点』は3つの原則からできています。これらを実行する人を私たちは『味方』と呼んでいます。
1.なぜを知る
人は何を目指しているか意識しないまま行動していることが意外とあります。今日の職場での一言、それを言うことでどうなることを期待していたのでしょうか。「どうしてそうしたかったんだろう?」と自問自答するところからスタートです。
2.未来も大事に
地域の会議で「子どもたちがうるさいから公園は廃止」と結論づけるのか、「子どもたちの10年後を応援するために今何ができるか」も考えるのか。今大切にしている思いだけでなく、未来に大切にしたい思いも大切にしましょう。「10年後は何が大切だろう?」と想像するのが有効です。
3.自分から
人は誰しも思うように進んでいる時とそうでない時がありますが、家族や親戚は生活の距離感が近いだけにそれがじれったくなります。お互いに頭がいっぱいだけれど、今日のトライは明日の実現の可能性。それを見守ろうと思うかどうかはあなた次第。「原則の1と2をふまえて、私は今何と言おう?」と考えて行動するのがおすすめです。
味方の3原則は、8つのピースの学びと実践を通じて腑に落ちていきます。そして、『味方のスタンス』で言葉がけを工夫したり、自分と違う境遇の人を理解しようとしてみたり、デジタルツールの活用を考えたりすると、生まれる成果が変わってきます。味方のかかわり方を、仲間とともに今と未来へ広げていきましょう。
今日から活用『8つのピース』
味方塾のカリキュラムは8つの学び・実践のピースと、交流の場でできています。ピースは順番に学ぶと最も効果的ですし、あなたが必要だと思うものを選ぶと最短距離で効果を感じられます。
ピースA
良好な人間関係に必要な『自分の声の聞き方』
その1:チームの構造
その2:自分を知る
その3:味方スタンスの意思疎通
その4:まとめ
ピースB
興味関心から始める
その1:興味関心がくれるもの
その2:注意や意識を向けると見えてくる
その3:興味関心を味方につける
その4:まとめ
ピースC
指示が減りアイデアが増えるチームの『問いかけ方』
その1:答えを伝えるか、答えを見つけるうれしさを一緒に味わうか
その2:よい問いかけにはコツがある
その3:問いかけの効果が上がる耳の傾け方
その4:まとめ
ピースD
チームの風通しが良くなる『安心感の届け方』
その1:安心感はなぜ必要?
その2:安心感がつくるもの
その3:味方になれる安心感
その4:まとめ
ピースE
自分と・仲間と仲良くなる『大切な思い』
その1:大切な思いとは?
その2:大切な思いに気づく
その3:大切な思いの味方になる
その4:まとめ
ピースF
自発的な行動が生まれる『自分の人生のハンドルの握り方』
その1:人生のハンドルを握るとは?
その2:ハンドリングするために大切なこと
その3:それぞれの人生の味方になる
その4:まとめ
ピースG
お役立ちが循環する『想像力の広げ方』
その1:ふところの深さ=視野の広さ
その2:自分が未経験でも配慮できるようになる方法
その3:視野がチームの力を作る
その4:まとめ
ピースH
夢や目標の実現ができる『視点の置き方・使い方』
その1:イメージする力がくれるもの
その2:夢や目標をデザインする 心はホットに頭はクールに
その3:自己開示の大切さ
その4:まとめ
学びと実践の共有『味方塾交流会』
8つのピースを生かすのはあなた自身。実践してわかったことを受講生同士で伝えあって、ピースA~Hの循環をあなたのチームへ還元していきましょう。
味方塾のその先に
8つのピースを学んだ先には、新人からベテランまで誰もが味方のスタンスを持てる体感型『味方学ワークショップ』の『社内ファシリテーター』養成講座へ進むこともできます。