こんにちは♪ インストラクターの「おけいさん」こと土橋桂子です。

その名も『Grandma’s column:Beside you♪』(ばあばのコラム:あなたの味方)
どうしてタイトルが英語かというと、おけいさんは緑色のフクロウさんと一緒に英語の勉強をしているからです。まぁボケ防止ですけどね(^^♪
月に二回程度のペースでお届けしますので、お読み頂けると嬉しいです
堂々と遊びに行く♪
私が暮らす長野県の諏訪地域には「出払い」と呼ばれる町内活動があります。
町内の環境などを整えるため、各家から参加した住民が協力して行う奉仕作業です。
もちろん都合がつかない家もあります。
その場合は「出不足金」というものを納めることが慣例になっています。
出不足金の額は町内ごとに決められています。
先日、我が家は町内の「出払い」を欠席しました。
日曜日の早朝から、町内にある公園の草取りを行うことになっていましたが、
その日は前々から遊びに行く予定を立てていたのです。
事前に「出不足金」を届けに行くと、こう聞かれました。
『何か用事?』
私は一瞬、ためらいましたが『遊びに行ってきます♪』と答えました。
この一瞬のためらいはなんだったのでしょう。
「遊びに行く」のは後ろめたい?
考えてみると、理由は単純でした。
「遊びに行くために休むのは申し訳ない」
そんな感覚が、どこかに残っていたのです。
- 病院に行くなら仕方ない
- 介護で出られないなら仕方ない
- 学校の行事があるなら仕方ない
- 仕事があるなら当然
ところが「遊びに行く」となると、急に言いづらくなる。
これは私たちの世代に、まだ根強く残っている感覚かもしれません。
「遊んでいる暇があったら、まずやるべきことをやれ!」
そんな空気の中で育ってきました。
ですから、「出払い」を休んで旅行に行くとなると、どこか後ろめたさが生まれるのです。
若い世代は感覚が違う
では最近はどうでしょう?
若い世代を見ていると違いに気づきます。
「その日はライブです♪」
「推し活なので休みます♪」
「家族旅行です♪」
驚くほど自然に口にすると思いませんか?
でもよく考えると、かえって健全なのだと気づきます。
遊ぶことも、休むことも、人生には必要だからです。
昭和から平成に変わるころは「休まない人」が評価されました。
「24時間、戦えますか!」という栄養ドリンクのCMの記憶が鮮やかです。
でも、今は明らかに違っていると感じます。
「自分を整えられる人」が評価されるようになりました。
心が疲れ切ってから休むのではなく、余力のあるうちに楽しむ。
むしろ、楽しむことに自分のエネルギーをしっかり使う。
自分の人生を自分らしく楽しむ、という視点で考えれば、極めて自然な考え方だと思います。
栄養ドリンクだけでみても「睡眠の質が上がる」といったキャッチコピーも増えてきましたよね。
職場でも起きている世代差

この感覚の違いは、職場でもよく見かけます。
ある会社で、20代の社員が有給休暇を申請しました。
理由は「友人と旅行に行くため」。
すると60代の上司が、思わずこう言ったそうです。
『そんな理由で休むの?』
もちろん、悪気があったわけではありません。
その上司自身が、「遊びのために休む」という経験をほとんどしてこなかったのです。
一方で若い社員は、「有給なんだから何に使おうと自由でしょ?」という感覚です。
ちなみに法定上も有給の申請に理由は必要ありません。
この感覚の違いが、お互いの間にモヤモヤを生みます。
「仕事より遊びを優先するのか」とつい考えがちな50~60代
「与えられた権利を使っているだけなのに」と考える20代~30代
この感覚の違いを“いいorわるい”で判断しようとするとモヤモヤはイライラに変わります。
「育ってきた価値観」が違うだけ。そこにあるのは“違い”だけです。
「休む理由」に順位をつけない
私の世代は、無意識のうちに、「休む理由」に優劣をつけているような気がします。
- 通院も大事
- 家族も大事
- 趣味も大事
- 旅行も大事
- 仕事も大事
どれも、その人の人生を支えるものです。
もちろん、周囲への配慮は必要です。(無断欠席や無責任は別の話)
きちんとルールを守り、必要な負担もしているなら、
「遊びだから肩身が狭い」という時代ではありません。
「遊びに行ってきます♪」と自然に言える人が増えたら、
より居心地の良い環境になると私は信じています。
遊びの話題で職場の会話に花が咲いたら、視野が広がることもあるはずです
何を大事にするか、何を楽しみにするかは人それぞれでいいのです。

冒頭の私のエピソードに戻します。
私にとって地域とのつながりは大切です。
それ以上に、自分の人生を楽しむことが大切です。
70代の私が「遊びに行ってきます♪」と堂々と言ったのは、自分の味方になるため。
次の機会があれば、迷わずこう言おうと決めています。
『はい、遊びに行くんです♪楽しんできますね♪』と。
逆の立場だったら、『いってらっしゃい♪ 楽しんできてね♪』と笑顔で言います(^^)
今日もお読みいただきありがとうございました。

