Grandma’s column:Beside you♪No.18
こんにちは♪ インストラクターの「おけいさん」こと土橋桂子です。
70歳を越えたおけいさんが皆さんにお届けするコラムです。
その名も『Grandma’s column:Beside you♪』(ばあばのコラム:あなたの味方)
どうしてタイトルが英語かというと、おけいさんは緑色のフクロウさんと一緒に英語の勉強をしているからです。まぁボケ防止ですけどね(^^♪
月に二回ほどのペースでお届けしますので、お読みいただけると嬉しいです。
「明日」って、いつのこと?
仕事でもプライベートでも、私たちは何かと情報を発信します。
メール、アプリ、SNS、資料、回覧板……。
何かを発信するとき、あなたは「日付」を意識していますか?
まずは、9月の半ばに体験した私の実話から。
あるお店からアプリのメッセージでお得な情報が届きました。
おお! これは行かなくちゃ(^^♪
と思ったのですが、そこで私の頭に「?」が浮かびました。
「ところで、“明日”って、いつのこと?」
私がこのメッセージを読んだのは、9月17日(木)の朝。
ということは、「明日」は9月18日(金)?
メッセージが発信された時間を確認すると17時16分。
ということは夕方の発信だから、9月17日(木)? 今日がお休みなの?
「う~ん、分からない」
お店はすぐ近くです。
「こうなったら、見に行ったほうが早い!」
私はお店まで確認しに行きました。
すると……いつもどおりに営業しています。
「どういうこと???」
そこで、あらためてアプリのメッセージを遡ってみました。
すると、発信されたのは9月15日(火)の17時16分だったのです。
「あっ!」・・・そういうことか・・・。
このメッセージの「明日」は、9月16日(水)だったのです。
謎は解けました・・・めでたし、めでたし。
なのですが・・・・・・
なんでしょう、この「振りまわされた感」は(苦笑)
しかも【売り切り大特価】を買いそびれているし(>_<)
発信する人には「今日」
お店の方にしてみれば、9月15日の17時16分に発信したのですから、
「明日は店休日です」で、何も間違っていません。
実際に、お休みは9月16日(水)でしたから。
(ちなみに、このお店は20時半まで営業しています)
でも、メッセージは「いつ読まれるか」が分かりません。
発信したその日に読む人もいます。
翌日に読む人もいます。
私のように、2日後に読む人だっている。
「自分が発信したタイミングで、相手が読んでくれる」
とは限らないのです。
もしも、「明日(9/16)は店休日です」
と書いてあったら、私は迷いませんでした。
わざわざお店まで確認しに行くこともしませんでした。
日付ひとつで、相手の「?」や「モヤモヤ」や「不要な行動」を減らせるのです。
初めてメッセージを読んだ時に、“発信された日付を確認しなかった私が悪い”とは、決して思いません。
これは、発信する側の責任だと強く思うからです。
「自分には分かる」が落とし穴
日付のことで、もう一つ気になることがあります。
資料に日付を入れない人、けっこういると思いませんか?
「これは先日の資料です」
「今度の集まりについてです」
「来週の予定です」
……さて、いつ?
作った本人は分かっています。
「この資料は、あのとき作ったもの」
「今度って、○日のこと」
「来週って、あの日」
頭の中にちゃんと答えがあります。
だから、「日付なんて入れなくても分かるでしょう」と思ってしまうのかもしれません。
でも、その資料を受け取る人が、あなたと同じ情報を持っているとは限りません。
しかも、その人の手元には、あなたが想像する以上に、たくさんの情報が届いているかもしれない。
一昨日もらった資料
昨日届いたメッセージ
今日届いたメール
来週の予定表
大量の情報を受け取る立場で、
「これ、いつの話だっけ?」となるのは、当然のことなのです。
大切なことは落とし穴に落ちているのは、あなたではなく、情報を届けたい相手だということです。大切な人を落とし穴に落としたい人はいませんよね。
「相手の味方」になるひと手間
冒頭に書いた私の実話を、味方塾インストラクターの鈴木優子さんに話したところ、
「そういう(日付を入れる)ことは、新入社員研修で必ず伝えていることだよ(^^)」と返ってきました。
ですよね~~(苦笑) としか言いようがありません。
「日付を入れる」ことは誤解がないようにするうえで大切なこと、初めの一歩、基本的なことなのです。
一方で、こういった基本的なことほど、つい忘れてしまいがち。
「今日」「明日」「今度」「先日」「来週」。
便利な言葉です。
会話なら、その場の状況で分かるかもしれません。
でも、文字で残るものは少し違います。
時間が経ってから読まれる可能性が高いからです。
だからこそ、日付を入れる!それは相手に不安や迷いを渡すことを減らすこと、すなわちこういったことも味方になることにつながるのです。
「〇/〇」または「〇月〇日」と書く。
それだけです。
特別な技術もいりません。
長い説明もいりません。
たった数文字を加えるだけで、相手が迷わずに済む。
確認しなくて済む。・・・ちょっと止まらなくて済む。
間違えずに済む。
そして、私のように「わざわざお店まで行って確認する」ということもなくなる(笑)
発信する前に、少しだけ相手を思う
情報を発信するときは、
「これを初めて見る人にも分かるかな?」
と相手の側に立ってみる。
「明日」ではなく「9月16日」
「来週」ではなく「10月12日の週」
「今度」ではなく「10月27日」
ほんの少し具体的にするだけで、伝わり方は変わります。 ほんの少し見る人目線に・聞く人の状況をそうぞうするだけで、伝わり方は変わります。
コミュニケーションで大切なのは、相手にちゃんと届くこと。
情報を発信する側がついつい見落としてしまう情報の落とし穴に気が付いてみませんか?
そのためにも受け取る側の「分かった!」を大切にすることを意識してみてください。
今日から、ひと手間
情報を発信するとき、送信ボタンを押す前に、ちょっとだけ立ち止まってみませんか。
「数日後に見返しても、いつのことか分かるかな?」
そのように相手の立場になって考えてみる。
「日付を入れる」・・・それは、相手の時間を大切にすることにつながります。
今日からできる、とてもシンプルな「相手の味方になる方法」
ちょっと意識してみてください(^^)
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

